8456人が本棚に入れています
本棚に追加
九州を平定した秀吉は畿内に戻り、主力大名を集めて島津家の処分を話し合った。
秀吉→皆の者!九州平定大義である。
島津家の処分だが
徳川→それならば義弘の切腹、領地没収がよろしいかと。
龍政→待たれよ徳川殿!
島津家には薩摩、日向国安堵、その他は没収がよろしいかと。
徳川→豊臣に牙を向いた島津に恩情は必要ないと考えるが!
龍政→ならば誰が治める。
秀吉→ならば一番早く手を上げた者が治めてもらおうではないか。
誰か薩摩と日向国を治める者はおらぬか。
しかし誰も手を上げなかったのである。
秀吉→家康はどうじゃ
徳川→拙者は今のままで
家康の顔から大量の汗が流れる。
島津の領地を治める事は、国替え
さらに最南端の国に飛ばされる事になる
まだ天下を狙っている主力大名には手を上げる事は出来るはずがない。
龍政→ならば島津家でよろしいと考えますが
上杉景勝→新堂殿に賛成
宇喜多秀家→拙者も
毛利輝元→それでよろしいかと!
秀吉→ならば龍政の意見を採用いたす。
この評定では徳川の発言力は無かった。
これも龍政が原因である。
そして島津家は龍政により助けられた、義弘も龍政の事を認め、やがて魅了されるのである。
最初のコメントを投稿しよう!