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高虎→『この者です』
謎の男→『龍政殿!久しぶりじゃ』
高虎→『無礼者が、新堂龍政様だぞ!ひかえよ。』
龍政→『ガハハハ』
『久しぶりじゃの~正信殿!』
高虎→『正信ですと、まさか!』
龍政→『そうじゃ!徳川家参謀本多正信じゃ』
高虎→『正信殿でありましたか!失礼致しました。』
龍政→『しかしその格好はどうしたのだ』
正信→『実は徳川内でいろいろありまして、今は浪人の身』
高虎→『そんな馬鹿な!本多正信と言えば徳川一の切れ者』
『内政に関しては天下一と呼ばれる程の武将ではありませぬか。そんな人を・・・・・』
正信→『今は徳川の人間ではありませぬ、どうか家臣にしてもらえぬか』
龍政→『正信殿なら大歓迎じゃ!我が新堂家は内政に優れた者を探していたところなのだ』
正信→『それでは!』
龍政→『喜んで迎えましょうぞ!しかし家臣の手前、今までのようにはいかぬぞ』
正信→『分かっております。殿!』
こうして内政天下一と呼ばれた本多正信は新堂家の一員となったのである。
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