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秀吉が下した第二次征伐隊に不満を持つ男がいた。
その男は家臣を連れて大阪城にいる秀吉へ、直訴しに来たのである。
豊臣秀長→『兄じゃ!何やら外が騒がしいですぞ。』
秀吉→『なんじゃ!小一郎よ見て参れ。』
秀長→『どうやら客人ですぞ。』
その時である。秀吉の元まで聞こえる程の怒鳴り声が聞こえる。
男→『拙者は長曽我部元親に御座る!』
『太閤様に願いがあって参った!』
秀吉→『長曽我部か!小一郎よ、ここに通せ。』
秀長→『はっ』
元親は秀吉に面会を許された。
元親→『太閤様!何故です。何故長曽我部家を明に派遣されないのですか!』
『水軍なら長曽我部家が一番ですぞ』
秀吉→『水軍なら毛利軍で十分じゃ』
元親→『長曽我部より毛利軍の方が優れていると!』
秀吉→『うるさい!太閤が決めた事、田舎侍がでしゃばるな!』
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