14人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
あぁ、好きです。好きです。
あなたが好きです。
俺のこの気持ち、
あなたに届け―――――
「蒼士、今度の土曜暇?」
「え!!はい、暇です///」
_____ドキドキ
この展開…まさか、先輩と…
デー‥「良かった!!じゃ、俺の代わりにこの子とデートしてやって♪」
コノコトデート?
ピラリと一枚のプリクラ。
そこには愛しの先輩と隣には小顔でおめめパッチリ☆な可愛い女の子。
しかも先輩がその子の頬にチュウしてるでわありませんか!!
「せ、先輩?」
「俺、別の子と遊ぶ約束しちゃってさ♪テキトーに誤魔化して遊んどいて!」
あの、その頼み事何度目ですか?
「で、でも」
「頼むよ、蒼士!」
ゔ!!!!!
キュンン!!!!
先輩、その顔は反則ですよ///
俺の《先輩の胸キュン顔ランク》の第二位の顔じゃないですかぁ!!!
「わ、分かりました///」
「サンキュ、さすが蒼士、頼りになる!!」
う……し、幸せだぁぁ////
バッチーン★
「なんで葉柳先輩が来ないのよ!!」
い、痛い…
こんな人集りの中でビンタする?
女って恐いなぁ…
「すみません、先輩は急用が出来てしまって…」
「もういい!!!あなた!!葉柳先輩に『大嫌い、もう別れます』って言っといて!!」
「……ふぁい……」
そんなことより、叩いたの謝ってよ…(泣)
しかし、痛すぎる…
ハァ…なんで俺がこんな目に…
先輩のせいだ…
いや、俺がときめいたせいだ。
俺のバカ…
最初のコメントを投稿しよう!