卑猥な学校生活 ~逃亡者とストーカー~

8/33
前へ
/364ページ
次へ
  「出席はー、……皆いるな。以上、HR終わり。授業頑張れよ」 先生!よく見ると2人程席が空いてます! そうツッコミたい気持ちが治まらない。 ってか、ここまで早々に教室を出ていく担任ってどうなんですか?普通なんですか? もういませんよ? まぁ……今に始まった事じゃないけども。 それはそうと、一限目は体育だ。 面倒臭い上に、朝から体を動かすのはしんどい。 「亮ちゃん着替え行こうぜ」 早速声を掛けて来た不死身の変態、孝志が僕の腕を掴んで引っ張る。 その力に負けて、席から僕は敢え無く離れてしまった。 引きずられるようにして動いていく僕の体。 そんな状態のままで、教室の後ろ扉を通り過ぎた…………。
/364ページ

最初のコメントを投稿しよう!

64972人が本棚に入れています
本棚に追加