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「これから、お出掛けするから、着替えてねっ!あ、さっちゃんが着る服はお母さんが出しておいたから」
「は、はい」
お母さんに言われて返事はしましたけど。目の前の出来事に私は、どう反応すればいいのでしょう?
「お、お父さ…ん?」
「お~その声はさくらだなぁ?お帰り~遅かったなぁ」
声に出してみたものの。お返事に困る事態です!!お父さんが、綺麗なお兄さんに踏まれてるのは…私の見間違いでは、ないですよね?
現実逃避したいです!!
優雅に飲む姿はキラキラして惚れ惚れします!!何故にお父さんの上なのでしょうか!?
一応、お父さんは合気道の達人(?)でしたよね?負けた事がないって自慢してましたのに!!
ど~なってるのですか~!?
「あら。さっちゃん?お部屋に行ってなかったの?」
「え、ですが…」
「あぁ!!うふふ。大丈夫よ~。お父さんたちの接し方なの!さっちゃんが気にする事ないわよ~」
お父さんたちの接し方って………なんですかっ!?
気にするなって………これは気にしない方が難しすぎると思うのです。
ここは、逃げましょう。
そう。これは夢です!!私、いつの間にか寝てしまったんです!!戻って来たら、きっと!!
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