W-1- さわやか

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W-1- さわやか

「初めまして、桜お嬢様。本日は突然の訪問、申し訳なく思っております」  バックにお花が見えます。しかも、爽やかすぎますっ!  あれから、黒服さん達に誘導され・・・  マンションの前に停まっていた・・・恐らくジャガー?だかタイガーだか。とりあえず高級車に間違いない車に乗せられました。 「いえ、あの・・・お気になさらないで下さい」 「・・・」  え・・・、なぜに驚くのですかっ!? 「くす。本当に、お可愛らしいお嬢様に育ちましたね」 「当たり前だ。俺と香織の娘だからな」 「くす。そうですね」  お父さんと、親密です。一体、どなたなのでしょうか?? 「で?なんの用だよ」 「おや。頭のきれる貴方の事だから、私が来た時点でお解りでしょう」 「・・・ババァがなに企んでるか解ってるからな。だが、決めるのは桜だ」  どうしましょう。私、置き去りにされてます!話が見えません!! 「ふふ。お嬢様がお選び頂く事は既に承知はしております。ですが、お会いしたいのも含まれるみたいですよ?貴方と同じで頑固ですから」 「はん。そうかよ」  どんどん二人の世界に入ってます。なんの事だかさっぱりです。  決めるのは“私”とは、どうゆう事でしょうか??疑問が、募りますが…  誰でもいいです!誰か、私に説明して下さい!!
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