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W-1- ふたりの
「お。待たせたな!」
「そろそろだと思ってましたよ?貴女が桜さん…ですか?」
「は、はい!初めまして、藤本桜です」
「くすっ、初めまして。僕は藤崎空です」
「ふふっ、初めまして。僕は藤崎海です」
はわ~、双子さんです。そして、ユニゾンです!!
「見て分かる様に、2人は双子だ。空が兄で、海が弟だ!まだ、ちんまいが、成長期だからな!これからグングン成長するさ!」
「麻紀子さん、小さいは余計です」
「そうですよ、気にしているのに」
「お、すまん!」
「ま、いいですけど。それより」
「「実物はもっと、可愛い」」
「え?」
「「ふふ。これから、よろしくお願いします。婚約者殿?」」
――ちゅ
えぇぇぇぇぇ!!??
い、いいいいいい今、頬に頬に!!ホッペに、ちゅって!?両方に~~~~っっっ
「「あはは!真っ赤だ!可愛い~~~」」
――ぎゅっ
「きゃっ」
「なっ!離れろ!!」
「「あ~邪魔が入っちゃった~。ま、これから婚約者として付き合っていくんだし?」」
「あ、言い忘れてた。桜の意志を尊重して、お前たちは友達に昇格だ!喜べ!」
まさか、浩平さんが言っていた方々が、双子さんだったなんて想像もつかなかったです。
それに…、まさか2人から両頬にキス…、されるとは思っていませんでした。
会うって言った事、今更ながら、後悔。かもです。。。
でも、言ってしまったからには、覆す事なんて出来ません!ビックリしましたが、きっと挨拶だったんですよね!?
なんだか、大変な事になりました・・・。
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