ふたりぼっち
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―ー-数分後。 「やっぱり、降りようか…?」 「…だいじょう……ぶっ…。」 じゃないかも。やっぱりキツい。 だけどここまで来て止めるわけにはいかない。 「ごめん、一回立つぞ…。」 そう言うと、立ちこぎの体勢になった。 これなら何とか、いけそうだ。 「行くぞっ…!」 そう言って僕は力いっぱい漕いだ。
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