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サトル「アツシ~…お前脅かすなよ💨💨」
アツシはサトルの隣に並ぶようにして歩み寄った。
アツシ「あはは。お前相変わらずのビビリ症だな」
サトル「だって…」
下を向くサトルにアツシは肩に手を回した。
キーンコーン
カーンコーン
予鈴のチャイムが校外に鳴り響いた。
アツシ「サトル❗早く行かねぇと💦あと10分しかねぇぞ❗❗」
ッとアツシは肩から手を外し、サトルそっちのけで校門まで走って行った🏃💨💨。
サトルも負けじとアツシを追い越す勢いで走った。
そして二人はなんとか教室に入った。
流れる雲を頬杖をついたまま見つめていた。
サトルは結構マヌケな性格で、授業に対してはあまり積極的ではなかった。
だが、並外れた引っ込み思案ゆえに、辺りの生徒達とあまり会話をしない性(さが)だった。
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