いす取りゲーム

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外は寒いトイレは合宿所からすぐだが、さすがに真夜中で明かりすら無いので怖い。 その時だった、グラウンドをみると誰かが立ってこっちをみている。 「だれかな?」と俺は呟きながら気になったのでグラウンドに向かうことにした。 今思えば…すでに…始まっていたんだ…。 グラウンドにつくと人影は消えていた。 「あっれ気のせいかな?…トイレいくか!」と俺は、トイレに戻ろうと後ろをみると…「なっ…おまえ誰だよ?!」 そう、そこには、さっき見かけたやつがいた。 服装は、ピエロのような格好で髪は、黒髪で癖っ毛でシルクハットから少しはみ出している。 「ようこそ、いす取りゲームへ」とピエロが言った。 すっかりパニックになった俺は、なにも言えず固まってしまった。 ふと、その時思い出した。噂でしかなかったいす取りゲームは本当だったのか…。 ピエロは冷静に言う「今からいす取りゲームの説明をします」 「おっおい待てよ!」俺はとっさに反応してしまった。 ピエロは不思議そうな顔をしながら勝手に説明をつづける…。 俺は、なにも言えずとりあえず聞くことにした。 説明の内容は、一般のいす取りゲームと同じだが、四人で行う命をかけたゲームだという。 残りの三人の選ばれ方は、自分が憎いと思う人を召還することが出来るらしい。 そして普通にいす取りゲームをする。 こっからが違う。いす取りゲームで最後まで残った人が1位でその後、順に2位3位4位と決められ、それによって与えられる武器の質が変わる。 その武器を使い、近くにある学校の中で朝四時まで殺し合うらしい。そこには、四人以外にも敵が存在するらしい。 四時までに勝負がつかない場合の事は触れられなかった。 俺は、改めて緊張したが憎いやつらを消すチャンス俺はピエロの誘いに乗ることにした。 その時のピエロの顔は、不気味であった…。
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