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図書室で半裸で倒れている少女に俺は近づき、抱き上げる。
だが、そこに寝ているのは俺の知っている少女ではなかった。
襲われていたのは図書室の少女ではなかったのだ…
じゃあ、地下室で見た少女は…もし、あの巨漢が息を吹き返したら少女が襲われてしまう。
俺は、半裸の少女に上着を被せて再び地下室に引き返したが、そこには少女なんていなかった。
それどころか巨漢もいないのだ。
狐にでもつままれたような感じだった。もしかしたら全部夢…と思ったが、床には俺の眼球を狙ったナイフと、大量の血痕が残っていた。
俺は怖くなり、少女を連れてすぐに学校をでた。
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