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次の放課後の図書委員も、また一人だった。俺はまたまた帰ろうとしたのだが、
ガタン
もしかして…と思うと、やっぱりそこにはあの少女がいた。俺は仕方なく、カウンターに座った。
だが、そうやってただ座っているのが段々とつまらなくなって俺は近くにあった本を手にとってみた。
「うぇっ…字だらけ…」
俺はそう言って本を読むのは諦めた。
俺はまた、いつの間にか寝ていたらしい。
辺りはやはり真っ暗で、図書室には少女の姿は既になかった。
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