二人言葉

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いつもの僕たちの帰り道 あなたはいつも 海に向かって夢に走ってた 部屋にいる時 あなたからの着信音 それだけで弾む心 多分あの頃から好きだった 溢れる気持ち 零れるように言葉が続いて あなたの顔が浮かんで 僕は… 大好きだって言いたいから あなたの家の前まで走ってく 弾む心 不安な風 いつもの景色も見えなくて 一直線に 手を伸ばして 馬鹿みたいな割に私が泣きそうな時 いつも傍にいた それは私を好きだから? こんなにも こんなにも 一瞬が大事に思えた 二人だけの時間 言葉が隠れて 見飽きた景色が笑ってた 大好きだっていいたいけど うまく言葉に出来なかった 瞳をつむれば あなたが居るのに いつも笑ってるあなたが もう 昨日のように 遠くにいってしまう… 見上げれば 明日に続く空 あなたの笑顔 ちっぽけな悩みなんて忘れて ただ 伝えたいから 窓の外の景色が 愛しくなって 何故か気になる あなたの仕草 初恋をした あの日々 大好きだって言いたいから とにかく僕は走り続けた きっとこの道の先にはあなたが待ってる そう信じてるから だから迷うことも 疑うこともしなかった 追いつかない景色 溢れ出す気持ち風に乗って 言葉が踊る 『大好き』だって
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