307人が本棚に入れています
本棚に追加
その日の夜、俺は学校へ向かった。
20人ほどの若者が集まっていた。
ミケロを中心にミケロのファンの女達や、イーピンを慕うガキ達、若者集合に興味を持ったもの達など…わりと集まったほうだと思う。
チョンスは来てないみたいだ。めんどくさがり屋だからな。
「あら、パードも来たのね」
イーピンの隣りに座った。
「まぁな。ミケロとは古くからの友人だから…ボランティアみたいなもんだ」
ミケロとは同い年だし、昔からよく一緒に遊んだ。
魔法使いどうし、一緒に学校で勉強したりもした幼馴染みと言うやつだ。
「みんな、今日は集まってくれてありがとう。忙しいだろうから、さっそく本題に入るよ」
今まで散々談笑していたようだが、そこらへんは誰もツッコミを入れず、耳を傾けた。
最初のコメントを投稿しよう!