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「しかしミケロ、お前一人で行くのか?危険があるかもしれないんだぜ」
俺がするどいツッコミを入れた。
「ミケロさんを一人で危険な目にあわせるわけないでしょ」
「バカじゃないのパード」
「パードはバカでどうしようもないわよ。あんたがミケロさんの身代わりになりなさいよ」
ぐっ…このミケロのファンの女たちは苦手だ。
「まあまあ…確かにパードの言うとおりだ。私は操作魔法も自然魔法も使いこなせるが、勉強ばかりしていて、修行もサボってばかりだ。島外で危険な目にあわない保証は無い。そこでみんなに協力してもらいたいんだが…」
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