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二人でくつろいでいると、操作魔法使いのイーピンがやってきた。
「ちょっとパード!あんたまたタバコなんて吸って!」
「いいじゃねか~俺の勝手じゃん!俺はお前らより大人だから良いんだよ」
さっきも言ったけど
チョンスは15歳
俺は22歳
イーピンは18歳だ
「身体に良くない!あんた死にたいの?」
この女…医者になる奴とは思えねぇ
ていうか年上を敬えよ。
島のガキたちは俺にだけ強気だ。…なぜ?
「あ、今夜学校に集合だってさ!若者達を集めてミケロさんが話をするみたい」
「ミケロが?なんの話?」
ミケロは学者
22歳で同い年
「なんかわかんないけど、大事な話みたい。ちゃんと来なさいよ。チョンス君もね!」
「えぇ~俺もかよ」
「そーよ。じゃ伝えたからね!ちゃんと来なさいよ!」
イーピンは去って行った。島中の若者に言って回るつもりらしい。
「めんどくせぇな、ミケロさん話なげぇから嫌なんだよなぁ」
確かにミケロは話が長い。
学者として島では、一目置かれる存在だが、ちょっと抜けてる男である。
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