すべての始まり

9/27
前へ
/898ページ
次へ
二人でくつろいでいると、操作魔法使いのイーピンがやってきた。 「ちょっとパード!あんたまたタバコなんて吸って!」 「いいじゃねか~俺の勝手じゃん!俺はお前らより大人だから良いんだよ」 さっきも言ったけど チョンスは15歳 俺は22歳 イーピンは18歳だ 「身体に良くない!あんた死にたいの?」 この女…医者になる奴とは思えねぇ ていうか年上を敬えよ。 島のガキたちは俺にだけ強気だ。…なぜ? 「あ、今夜学校に集合だってさ!若者達を集めてミケロさんが話をするみたい」 「ミケロが?なんの話?」 ミケロは学者 22歳で同い年 「なんかわかんないけど、大事な話みたい。ちゃんと来なさいよ。チョンス君もね!」 「えぇ~俺もかよ」 「そーよ。じゃ伝えたからね!ちゃんと来なさいよ!」 イーピンは去って行った。島中の若者に言って回るつもりらしい。 「めんどくせぇな、ミケロさん話なげぇから嫌なんだよなぁ」 確かにミケロは話が長い。 学者として島では、一目置かれる存在だが、ちょっと抜けてる男である。
/898ページ

最初のコメントを投稿しよう!

307人が本棚に入れています
本棚に追加