エピソード3

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彼女の作品『冬に咲く花』を 読み終わった後。 私は、何度も呟いていた 「生きててくれて、ありがとう」と。 「出会ってくれて、ありがとう」と。 私は涙が、止まらなかった。   2007年 ~命の岸辺にて~ 雪華と云う名の 一輪の、尊い彼岸花が 鍵をかけた記憶の扉を そっと開けてくれた あの日…… それが、彼女。 雪華と私の出会い。  
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