エピソード3

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私は長い夢から醒めたように ふらふらと立ち上がり 机に向かい座り直すと 暫くは携帯の画面を ぼんやりと眺めていたが やがて溢れ出る涙も拭わず この時はまだ言葉さえ 一言も交した事のない 雪華へと メッセージを送っていた  
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