ＭＡＩＫＩＮＧ・ＯＦ‡推理戦士‡

‡子供時代に関して問う‡

秀：しかしなー、子供たちにとって一番悩ましいことと言ったら、やっぱり、自分の悩みを溜め込み、それを解放できなくなることですよね。
達：その視野の狭さやストレスで、八つ当り目的の殺人もしかねないねー。
宏：悩み聞かねーで溜め込ませりゃもーどーにもならん。手遅れだな。
達：長谷川組の一部も、それが原因みたいね。誰にも悩みを打ち明けられず、それを溜め込んでいき、限界になった暁に、八つ当りに人殺しを繰り出してしまう、世の中の歪みがそうさせているかもね。
宏：後、夢ぶっ壊す親と先公が最低だよな。将来の夢をぶっ壊して未来観を失わせるよーなことで、未来に対する絶望感によって、子供は生きる気力を失うだけだ。
達：出会い系サイトも問題だよねー。周りの人たちを信用できない子供たちは、信用できる相手をサイトでさえも探し続ける。止めても自殺者を増やすだけだ。後、カウンセラーも危ないと思うな。だって、すぐに悩みを打ち明けるような勢いになれないし、何よりも、そのカウンセラーは大人。子供はそのために、いくら打ち明けてもすっきりしないし、過去の傷を穿り返される恐れで打ち明けたくなくなっちゃうんじゃないかな。
宏：全くだな。つまり子供たちはテレビに映る仲良しを憧れてるワケだな。