希望

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私はその指名した男の元に向かった その男は案外若くて、顔も十分に良かった 見た目からこういうところは初めてだとわかった 「お待たせしました。こちらです」 そして二人だけの部屋に入った 「お客様、初めてですか?」 「え?あ、あぁまぁ…」 男は受付にいたときより、落ち着きがなくなっていた 「大丈夫ですよ。アナタは望んで来たんでしょ?」 「は、はぃ」 男は部屋に置いてあるローションやらなにやらを手にとり、珍しそうにそれらを眺めていた 「一緒にお風呂入りましょうか」 それを聞いた男の顔は一瞬間が抜けた顔になったが、その顔は縦に動いた
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