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修「ラフレシアはいらんぞ」
ミア「当然。私だっていらん」
わかってんならラフレシアなんか育ててんじゃねぇよ
てか、マダガスカル島の近くにラフレシアって咲くのか?
…まぁ、気にしたら負けだな…
ミア「私があげたいのはだな…
え~と…これだ!」
そう言うミアの手にあったのは、小さな木だった
修「なんだこれ?」
ミア「母が私の為に品種改良して作ってくれた木
『永久木』(とわじゅ)
小さいながらも長い寿命を持つ木よ
この木に自分の姿を重ねるもよし、恋人たちの愛の木とするもよし、…大切な人を代わりに見守ってもらうもよしね」
そう言ったミアの瞳は悲しげだった
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