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「お前…最近おかしいぞ」
「だな…長に仕事をもらう…仕事しないと…体が鈍るからな」
鈍る…あぁ…確かに鈍るな…
「椿様!」
「何だ…美春…お前は明日から…?!」
「椿様…(涙)」
「ど、どうした💦明日は織田様の…」
美春…この娘美春は、暗殺村から来た私の後輩にあたる…
暗殺村…暗殺村とは親が暗殺村の頭に子どもを売り、その子どもを暗殺者にする為に訓練させる所だ…私は昔あそこにいた…だがここの長が私を暗殺村から連れだしてくれた…
「織田様のとこに行くのはいいけど…怖いの…奥様が…」
「濃姫様が?あの方はお優しい方だ…私が保証する」「椿様…」
「すまない美春…私は、今から長の所に行って…」 「また…任務をもらうのですか?」
「ああ…」
この時の美春は敏感だ…
「…」
「泣くな美春…これが忍なんだ…」
「っ……(涙)」
静かに涙を流す美春。
「泣くな美春…私は死なないから…」
そう言い残すと椿は、長の元に行く
「長…」
「椿か…どうした?」
「長…何か任務はありませんか?」
任務がしたい…任務をしていれば…あの感情を忘れられる
「任務か…うーむ…では織田の所に美春を連れて行って来れ」
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