伊賀の忍

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「私からもお礼を…ありがとうございます」 「姫様!お顔をあげて下さい💦」 苦手なんだよな…こうゆうの… 「貴方は忍ですか?」 「主君を亡くした哀れな忍です」 「主君を…」 ……主君を亡くした……か……実際には私が殺したけどね 「名は?」 「椿と申します」 「椿か…椿私と共に私の夫の元に行きましょう」 !何を言っているんだこの方は… 椿は驚きでいっぱいだった…私の夫の元に行きましょう…つまり主君は小雪様になる 「私などが姫様と共に…」「来て下さい」 「……分かりました」 椿は小雪姫について行く事にした… まさか…自分が愛した人に会おうとは…椿は気づいてなかった…… 「つきました」 松永 久秀…って!あの欲望に従う男か!あいつには…会いたくないのだが… 「椿…来なさい」 シュタ 「忍か?」 「久秀様…椿の主君になってくれませんか?」 !嫌だ…こいつには…こいつだけはつかえたくない…また…あの気持ちが… 「椿とやら…郷の顔を見せてみよ?」 「……」 椿は黙って、自分の顔を松永に見せた 「なかなかいい顔だな」 「……」 「良いだろう…郷の主君になろう」
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