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死体を埋めた椿は松永の元に戻った
「始末…終りました」
「椿…」
「なんでしょう?」
「私の相手をしなさい」
!相手をしなさいって…小雪様が亡くなったんだぞ……まぁいいか…
「…分かりました」
椿は生娘だ…かなりの抵抗があるが主君の命には逆らえない…愛してる人なら…なおさらだ
「生娘だな」
「!」
バレた…どうして…
「郷の体は美しいな…あの女よりも綺麗な体をしている…忍か?」
「私は…暗殺専門です…くのいちの房中術はしたことありません…」
「郷を汚すのは私だな」
汚すか…椿は貴方に汚されるなら本望だわ…
「椿…郷の名は?」
「椿です…私の名は椿です」
「それは郷の名はではないだろう?私は郷の本当の名が聞きたい」
「……」
椿は黙っていた…本当の名を知ると言う事はどんなものか…椿は教えなかった…名をしられたくなかったからだ…松永にしられたくない…知れば…過去の自分に戻ってしまうから…あの時の…女に…
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