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「わたしね、結婚するの。」
「知ってる。タケシから聞いたよ。」
「ケンジに真っ先に報告しようと思ったんだけど....ごめんね。」
「いや、大丈夫だよ。」
「挙式、来週の日曜日にあるから、来てね....その日で最後だから。」
「アメリカ...行くんだろ?」
「うん、そうなの...。」
「そっか。。」
ケンジは熱いコーヒーを一口飲んだ。
ケンジとユミはそれから別れてからの話をした。
さっきまで熱かったコーヒーも冷めきってしまった。ケンジはそれを一気に飲みほした。
「わたし、そろそろ行かないと。」
「わかった。」
「結婚式...来てね。」
「うん。」
「「じゃあ、バイバイ」」
時刻は、午後2時をさしていた。
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