🎩ダスティンホフマン🎩

14/20
前へ
/46ページ
次へ
ユミのことは、条件でもなく、理屈でもなく、ただただ純粋に好きだった。ユミもそうだったはずだ。 結婚って一体なんなんだろう。。紙切れひとつで[結婚した]ってなって。。もうなんかわからないよ。 ケンジは心の中で呟いていた。 気がつくと、ケンジは夢の世界にいた。 そこではまた、ケンジはダスティンホフマンになっていた。そしてまたケンジの部屋にいる。ケンジは勢いよく部屋を飛び出していた。スーツ姿で。着いたところは、教会...。誰かが結婚式をしている。窓から中を見ると、そこにはユミと知らない男が誓いのキスをしようとしていた。ケンジは思わず叫んでいた。 「ユミ!!!!」
/46ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加