Opening

2/2
前へ
/14ページ
次へ
 ある国のあるお城に、それはそれはとてもキレイなお人形がいました。  可愛い女の子の姿をしたお人形は、毎日とても豪華な服を着せられ、とても上手にくるくると踊っては人々を喜ばせていました。  でも、役目を終えると、お人形は桐の箱の中にしまわれてしまうのでした。  お人形は、そこでしくしくと泣いているのでした。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加