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そんなある日、彼は一本の桜の木を見つけた。
その木は、とても大きく美しかった。
その桜の木の下に一人の女の子が立っていた。
その女の子は彼に話しかけてきた。
「この桜の木、綺麗でしょ?」
彼は『うん』と答えたが、彼は一瞬彼女に心を読まれた気がした。
彼女は、また彼に話かけた。
「私の名前は、紀野下 沙來羅。(キノシタ サクラ)あなたは?」
彼は彼女の名前を聞いた時、不意に笑ってしまった。
『…ぷっ…き、きのしたのさくらぁ!?ありえないんだけど…アハハ。』
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