25426人が本棚に入れています
本棚に追加
寮に帰る
マツギは今俺の頭の上
アルバは魔石の中に入っている
ベルさんが隣の部屋だったことで若干テンション上がり気味になった俺
………しかし一緒に帰ろうと言う勇気がなくてジークと二人で帰る俺
トーマ
「………俺の臆病者」
ジーク
「…………惚れたのか?」
トーマ
「いや、今まで俺は女子と交流があまりなかったから少しでも仲良くなろうと………だから惚れたとかじゃないよ」
ベルさんは綺麗だとは思うが俺とは釣り合わない
ジーク
「…………そうか。ところでその竜はどうするのだ?」
トーマ
「戦闘にも不向き、援護のブレスもダメ、………俺以上の役立たずだな」
マツギ
「そんな事ないぞ!! 魔界に存在する書物全て暗記してるから知識は豊富だ」
トーマ
「そんなの役に立つかよ」
ジーク
「…………マツギ、だったか。お前の知識の中にこちらの世界よりも詳しく属性を調べる方法はあるか?」
マツギ
「あ~、多分あった筈だが結構期間がかかるから今は出来ないな」
ジーク
「…………何故だ?」
マツギ
「属性を調べる為にはその相手の事をよく知らなくちゃならないんだ。だから取りあえずは期間は1ヶ月」
ジーク
「…………残念だったな、トーマ」
ん?
なんで俺に話しを振るんだろう
ああ、俺の属性調べようとしたのか
トーマ
「わかっても才能あるわけじゃないから別に構わないさ」
どうせ魔法適正1だよ
寮の部屋でくつろいでいるとマツギが髪を引っ張ってきて痛い
最初のコメントを投稿しよう!