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頭にこぶを作り登校中
周りから声を殺した笑い声が聞こえて来る
一人だけ爆笑しているキムなる存在がいるが無視
というかジークに引きずられているからどうしようもない
トーマ
「昨日の事は反省してますからどうかこの手をお離し下さい」
この恥辱はなかなか堪える
ジーク
「ならこのバカ竜の管理もしっかりしろ」
マツギ
「バカだと!?バカ言った奴がバカなんだぞ!!」
こうなったのは昨日の乱闘の結果だ
勝敗はドロー
話しを遡れば
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マツギ
「バカと言ったお前を俺は許さん」
トーマ
「お前に許されようとなんか思ってない」
悪魔トーマ
『今後、実況とトーマに選択肢があらわれそうな時に本音を囁く役目を担当する悪魔トーマでーす。』
天使トーマ
『今後、実況とトーマに選択肢があらわれそうな時に若干脆弱な理性を囁く役目を担当する天使トーマです』
悪魔トーマ
『さぁ、始まりました第一回夜の覇者決定戦』
天使トーマ
『そんな名前でしたっけ』
悪魔トーマ
『優勝者にはベットの王様の称号が与えられます』
天使トーマ
『夜の覇者ってそっちの意味ですか…』
悪魔トーマ
『おおっと、マツギがブレスを吐こうとしているぞ』
天使トーマ
『いくら弱くても竜のブレスが何の装備もしていない--更には属性による防御魔法もできない--人間に直撃すれば全身に火傷を負いますね』
悪魔トーマ
『そうですね。しかしトーマ選手も死ぬ訳には行きません、右に跳んだー』
天使トーマ
『その先は机の角ですね』
悪魔トーマ
『ああ、半泣きで頭を押さえてます』
天使トーマ
『ジークが入って来ましたね』
悪魔トーマ
『結構怒っているようです』
天使トーマ
『あ、殴られた』
悪魔トーマ
『やはり母は強しですね』
天使トーマ
『ジークは微妙にトーマ選手の保護者ですからね』
悪魔トーマ
『ジークがトーマ選手を殴り気絶させ』
天使トーマ
『ジークがマツギ選手をガムテープでぐるぐる巻きにした事により決着は尽きました』
悪魔トーマ
『どうやらジークは安眠を妨害されてキレたようですね』
天使トーマ
『そのようですね。それではまたいつの日か』
悪魔トーマ
『また会いましょう』
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というわけだ
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