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実戦魔法の授業が終わった
しかし………今後俺はどうしたら良いのだろうか
必死に勉強して魔法を使わないでも出来る役職に着くのが妥当かな
大して身の無い考えをしたが今はそれより現状をどうするかだ
今日の予定としては4時間目までは通常授業をして昼休みを挟んだ後、新入生との対面式である
新入生に知り合いは……二人いた筈だがまぁ、何処にいるかなんて判らないだろう
いや、こんな事を考えている場合じゃないんだ!
今はこの問題を解かないといけないんだ!!
キラリと光る伊達メガネが出来る女と噂されるヴィラール女史(独身24歳の美人)が俺に問題の答えは?、と尋ねて来る
冷や汗が背中を伝う
問題の答えは解っているのだが後ろから男子の殺気が漂う
そう、ヴィラール女史は問題に正解すると良く出来ました!、と頭を撫でる
やや身長の高いヴィラール女史に撫でられていると絶妙な角度でヴィラール女史の胸の谷間が見えるのだ
俺は頭だけで入学したから魔法以外では一応成績は優秀
だが魔法が出来ないから奴らの(男子)逆恨み(谷間見た)から来るリンチ紛いの事は避けられない
ここは目の前の楽園を諦めて平穏な道を取る
トーマ
「すみません、解りません」
ヴィラール女史
「わかりました、ではキム君この問題を解いて下さい」
キムは楽園を見たそうだ
その後に地獄を見たそうだ
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