一般男子生徒にとって授業=寝る時間

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さて、今度は属性魔法事の魔法学だ 因みにさっきのヴィラール女史の授業は薬学 …………俺はこの時間は暇になる だって属性不明だからどの授業を受けても身につかないんだもんよ! だから普段は一人で他の科目の勉強を必死こいてやっていたのだが今回は違う 魔界の知識の達人マツギがいるからだ トーマ 「さぁ、話せ」 マツギ 「それが人にものを頼む態度か!?」 トーマ 「トカゲ畜生に話すには充分な態度であろう?」 マツギ 「トカゲじゃない!ドラゴンだ!!」 それは解っている 黒い火を噴くからな けど翼と火を噴く以外はトカゲと大差ないじゃないか ドラゴンはでかくて強いからこそのドラゴンだ てめぇはトカゲで妥当だと思う トーマ 「だから話せ」 マツギ 「もうやだ、教えてやんね」 トーマ 「使い魔はご主人様に絶対服従だ」 マツギ 「そんなの聞いた事ないね!」 トーマ 「ばーか、普通は実力的にも性格的にも相性の良い使い魔が出るもんだから使い魔はそんなにご主人様の意見を拒否しないんだよ!」 マツギ 「ならお前が落ちこぼれだから俺みたいなのを召喚すんだよ!」 その一言に二人して凹んだ 俺は落ちこぼれと言われて マツギはそうなったら自分もダメな奴って事じゃないかと気付いて 盛大に凹んだ
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