プロローグ 始まり

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  ナレーター 「1人の少年は…」     魔悪 「ふざけてんじゃねぇぞ、このクソジジイが!」 魔悪父 「親に向かってその口の言い方は何だ。 だからお前だけ出来損ないなんだ」 魔悪 「俺はテメェなんかが決めた学校になんか入らねぇからな」 魔悪父 「お前に拒否権はない。 もう入学手続きもすました」 魔悪 「死ね、クソジジイ!」 魔悪父 「ふーっ、アイツだけは何でこうも出来損ないなのだ」 魔悪兄 「お前また父さんに逆らったのかよ。 自分だけが出来損ないだからって馬鹿じゃねぇ?」 魔悪姉 「兄さんは若手弁護士、あたしは歌手、弟は生徒会長だから出来損ないって言われても仕方ないわよ」 魔悪弟 「あーあ、こんな兄貴を持つと苦労するぜ。 一家の恥さらしだな」 魔悪 「うっせぇよ! しばらくは帰んねぇからな」 ナレーター 「ただ見てもらいたいだけなのに…」  
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