プロローグ 始まり

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  ナレーター 「1人の少年は…」 男A 「おい、羽瑠巴。 今日合コンあるんだけど行かねぇ?」 羽瑠巴 「今日は新しい学校の準備があるって言ったろ」 男B 「羽瑠巴が学校辞めさせられからこうやって俺達が誘ってるんだろ」 男A 「友達を裏切る気かよ」 羽瑠巴 「わかった。 その代わり二次会は無理だかんな」 男A 「羽瑠巴は俺達の友達なんだからな」 男B 「絶対裏切んなよ」 羽瑠巴 「友達を裏切る奴がいるかよ。 じゃあ、また後でな」 男A 「アイツって俺達を本気で友達だと思ってんのか?」 男B 「女の子釣る為の餌だなんて気づかれねぇよ」 男A 「まぁ、あんな馬鹿は顔がいいだけだからな」 男B 「それ言えてる」 羽瑠巴 「母さん、父さん、たっだいまー。 俺は今日も元気だったぜ。 学校の人気者! なんてな。 それじゃあ、出掛けてくるからさ」 ナレーター 「ただ独りになりたくないだけなのに…」  
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