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香菜子「はい、緋(あか)、朱(あか)ご飯ですよ」
そうすると大きな犬小屋からクロい小さな犬が出てきました。このこは緋と言います。そして遅れて出て来た大きなシロい犬が朱です。
香菜子「よく噛んで食べるのよ」
一方お嬢様は。
りりか「じい、あの限定のやつはまだ届かないのか?」
じい「恐らく今日明日には届くかと」
夏生「お嬢様、何か通販がきてますが?」
夏生さんは段ボールを抱えお嬢様の前へ運びました。
りりか「おお!夏生、ご苦労だ」
夏生「何入ってるんです?」
りりか「ふふ、それはな」
ガムテープをはがし中を見ると。
夏生「こ、これはっ!!?」
りりか「……私のじゃない…だれだこんな物を買ったのは!」
ななみ「ああん、お嬢様もっとなじってください」
箱の中にはななみさんがいました。
りりか「というか紛らわしい!夏生も運ぶ時に気付け!」
夏生「そう言われましても…」
じい「お身体が柔らかいのですね」
ななみ「はい♪」
お屋敷が賑やかに見えて私は緋と朱の前で笑った。
香菜子「ふふ、なんだか賑やかね、緋、朱、仲良くね」
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