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エリクソンが
カフェイン補給のみに
特化したインスタント
コーヒーを
堪能し終えた後
会議室へ向かうと
そこには、すでに
数人の兵士が
待機していた。
それぞれが緑色の
軍服に身を包み
思い思いの席に座っている
エリクソンの登場に
姿勢を正したのは、一人だけ
後は横目で
姿を認めただけだ。
ちなみに姿勢を
正した兵士は、
あの真面目君
ワーツイン二等兵だ。
「おはよう諸君。」
明るい挨拶に反応したのは
やはりワーツインだけで
残りは、仲間と共に
談笑している。
「第四小隊は、
役五十名の隊員がいると
聞いていたが、
ここにいるのは、
僅かに五人か。」
その五人の中には、
エリクソン本人も
含まれている。
「私は、エリクソン・
マクスウェル。
君達第四小隊の指揮を
任された。」
ワーツイン以外
無関心な反応に
腹を立てる事もなく
エリクソンは、
淡々と事を進める。
「とりあえず
自己紹介をしてもらいたいな
…まさか自分の名前も
言えないなんて事は、
ないと思うが…。」
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