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「ホラを吹くなら
誰も死なせないと
大見得を切る必要は、無い
実現出来ないと
わかっているからだ。
…あそこまで
自信を持って言い切るからには
よほどの秘策があるか
もしくは、何も
考えずに言っただけの馬鹿か
そのどちらかだ。」
「…馬鹿の方じゃ
無いことを祈りたいよ。」
旨そうに葉巻をくわえる
グェンデルを横目に
アンバラックは、
深い溜め息を吐いた。
彼等が警戒地帯に
突入したのは、
アンバラックと
グェンデルの会話の
一時間後だった。
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