小隊長殿!歓迎いたします

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  言われた通りに トラックの荷台を 見てみると ビニールシートの上で 誰かが寝ている。 「あの、すみません。 起きて下さい。」 「ん……? なんだ、もう着いたのか。」 横になったまま腕を振ると その勢いを利用して そのまま上体を起こす 当然起こした ワーツインと目が合った 「…あの、 エリクソン少尉ですか?」 その人は、 ワーツインを見ると ニカッと笑って 「その通りだが…、 君が誰なのか 聞かせてもらっても いいかな?」 ワーツインは、 姿勢を正して敬礼した 「失礼しました。 私は、ワーツイン・ グレー二等兵。 マトン・ラードにようこそ 歓迎いたします小隊長殿!」 熱烈な歓迎にエリクソンは、 思わず吹き出した。
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