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手短に自己紹介を済ませて
エリクソンは、
ワーツインを従え
用意された自室へと向かった
実際には、ワーツインが
エリクソンを案内
しているのだが
鯱ばって進む
ワーツインを見ていると
笑いを噛み殺すのに
ひと苦労だ。
いい腹筋のトレーニングに
なると思いながら
エリクソンは、
この真面目な二等兵に
基地の事を
聞いてみる事にした
「えーと、
ワーツインだっけ?」
「ハイ、隊長殿!」
ビシ!
おお、きれいな敬礼だ。
しょうもない事に
関心するエリクソン。
「私は、この基地に関して
簡単な説明しか
受けて無くてね。
道すがら説明してくれると
有難いのだが。」
返礼を返しながら
聞いてみたら。
「ハッ、了解であります。」
下ろした手を
すぐさま上げて
敬礼するワーツイン。
「……よろしく頼む。」
再び返礼。
…ちょっと真面目過ぎや
しないかい?
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