7616人が本棚に入れています
本棚に追加
/1477ページ
「無理無理無理さ、
あんなズルみたいな能力
どう対処すればいいのさ!?」
だいたい液体が液体を
溶かすとは何事だ?
「…ベルベットさん、
攻撃の呪文は使えますね?」
ワーツインの両手に
輝く魔力の光が宿る
「あれだけの能力を
ノーリスクで使えるはずが
ありません
必ず限界があるはずです。
一度に処理しきれない
一撃を与えれば!」
「あ、無理さ。
今は攻撃魔法は使えない
時間なのさ。」
片手を上げてそう言う
ベルベットに
ワーツインの視線が
突き刺さるが
「本当さ、僕が使う魔法は
特殊な魔法で
月の出ている夜にしか
使えないのさ。
持っている商品も
攻撃に適した物は無いさ。」
最初のコメントを投稿しよう!