一時の安らぎ

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二人はお互いの身分を語らず、   …いや、瑠璃もまた己の身分を語れず、   ただ、自分の心の空白の部分をお互い埋め合うかのように 求め、出会ったのだろう…       二人の間には、不思議な友情が芽生えていた。           例えこの先、どの様な事があろうと、 二人の友情は決して揺るぎない物であった。    
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