君は誰…?

13/14
前へ
/88ページ
次へ
「二人共これ以上騒ぐようなら…潰すよ?」 …世恭さんの方がもっと恐かった…。 僕は二人が静かになったのを見計らって聞いてみた。 「あの…お二人は…」 金髪の人が驚く。 「もしかして俺らの事知らないの!?」 背の低い子も、世恭さんも何も言わないけど、驚いた顔をしていた。 もしかして僕って非常識…? 「仕方ないか…『裏』の意味も知らなかったしな」 世恭さんは一息つくと二人を紹介してくれた。 「金髪でやかましいのが硫飛<リュウト>で、見掛けによらず毒舌なのが悠季<ユウキ> だ。二人共結構行事ごとに顔をだしているから…つまり『表』では凄い有名なんだが…」 へ…へぇ… まっったく知りませんでした。 「わぁ…僕達の事知らない生徒いたんだ…なんかちょっと傷ついたー」 えぇっ?! 嘘、僕がしらなかったから?! 「す…すみませ」 むごっ !?
/88ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5536人が本棚に入れています
本棚に追加