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あれから庄屋は急いで支度を終え何とか学校にギリギリ間に合った。だが庄屋はロッカールームで異変にきずく…
庄屋(何で誰もいないんだ…?)
そう、何時もならにぎあう校舎なのだが不思議と誰も居ないのだ…、
庄屋(何か気味悪いよな…)
そう思った時である(キーンコーンカーンコーン)っと授業始まりのチャイムが桁たましく校内に響いた、
庄屋(ヤベェ~授業始まる!)
そういって庄屋は自分の教室に向かって走り始めた。
庄屋が教室に入った頃にはもうとっくに9時を回っていたのだが。やはり教室にも誰も居ない
庄屋(え~っと今日って学校休みだったっけな?取り合えず待つとするか)
庄屋はしばらく教室で待つ事にした、5分ほど待つと不意に廊下から足音がした、
庄屋(やっと来たか…)
庄屋は内心ホッとした、確に誰も居ない教室に一人で居るのは辛いものがある、
庄屋は足音に耳をすませた、
(カツ…カツ…カツ…)
っと静かな廊下に足音が響いている
庄屋(何か怖いもんが有るよな…)
そんなことをボヤイていると、(ガリ…ガリ…ガリ…)っと廊下で鉄を引きずる様な変な音がした…
(カツ…カツ…ガリ…ガリ)どうやら不気味な金属音は足音と共にゆっくりと教室に近ずいて来ているようだ。
庄屋(おいおい…なんなんだよ…いったい…?)
庄屋は何かの危険を感じ教室から逃げ出そうとした…、
だが、庄屋が教室を出ようとした瞬間、(パリィィン!)っと奥のドアの窓ガラスが破れた、ガラスが破れたドアのふちからは、白眼を向き血まみれの女性が庄屋を見てニタニタ笑っていた。
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