恐怖の始まり

2/2
172人が本棚に入れています
本棚に追加
/72ページ
庄屋(何だ…コリャ…) 廊下には教室に入って来た女と同じような滑降をした男や女が数人いた、 庄屋(悪い夢なら覚めてくれよ…) 庄屋はそう祈って目をキツク閉じた。そしてもう一度目を開けた、だが一行に状況は変わらない、その代わり、 背後からアノ金属音が聞こえた、 庄屋は音のした方に振り返って見ると目の前にあの白眼が写った、 庄屋(!!!) 庄屋は驚いて声も出ない、すると女がこんな事を囁き出した 女(アナタ…ドコ…?ワタシ…ミエナイ…?) 庄屋は思った 庄屋(コイツ…目が見えないのか…?じゃあ逃げるは難しく無いはずだ…) そして庄屋はゆっくりと立ち上がり、歩き始めた。 辺りには相変わらず(アナタ…ソコイル?)っと言う声が響いている。 庄屋は恐怖に刈られながらも奴らにぶつからない様に慎重に歩みを進めた だが…その時、庄屋のポケットで着信音がなった! 庄屋(しまった!) 庄屋がそう思った時である、隣にいた男が 男(ミツケタ……オマエ…コロス…) そう言って庄屋に鉄パイプを振りかざしてきた、 庄屋(あぶねぇ!) 庄屋は反射的に身を反らした、すると庄屋の目の前で細い鉄の固まりが勢いよく通過していった、 男(……ハズレタ……ニゲルナ…オマエコロス) 庄屋(冗談じゃねぇ!俺が何したってんだよ!) 庄屋はそういって男に蹴りを放った、庄屋が放った蹴りは男の脇腹に入り(ゴキ!)っと言う鈍い音が響いた、 だが、男はビクともしない…ソレどころか庄屋に向かってこう叫んだのだ 男(コロスゥゥゥゥゥゥ!) 庄屋は逃げようとして後ろに下がったが何かとぶつかった、 庄屋(何だよ!こんなときに!) 庄屋は振り返った、するとソコには教室で見た血だらけのあの女がいた、 女(ミツケタ…アナタ…ソコ…イル…ワタシ…コロス) 庄屋は絶望と恐怖に刈られた、その時ポケットの携帯着信音に築く、 庄屋(コレか!) 庄屋は急いでケータイを切った、それと同時に奴らの動きが止まった、 庄屋(一対どうなってんだ!?) 庄屋は後ろにいた女を突き飛ばし、その時に女の手から落ちた鉄パイプを持って、学校の出口に走った、 庄屋(何も無いよりましだろう!兎に角今は逃げるんだ!)
/72ページ

最初のコメントを投稿しよう!