ゆめ

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約束…? 『そう約束、守れるかしら?』 口を指で押さえられたままなので私は首だけ動かし小さく頷いた 『うんうん、いい子ね。それじゃあ1つ目、目を開けない事。』 言われてみれば私はずっと目を閉じたままだ、目を開けてしまえばこの子が誰なのか分かるかもしれない 『2つ目、声を出さない事。あ、でも逢えぎ声はいいよ可愛い声をもっと私に聞かせてちょうだい。』 声?何故だろう私が話したら何か不味いことがあるのだろうか、大声を出されたら不味いって事? 『うふふ、私はあなたの考えてる事が分かるから声に出さなくてもいいのよ。』 私の考えが分かる?どういう意味? 『そして3つ目、体を動かさない事。ん~、動かすって言ってもさっきみたいにクネクネするのはいいんだけど、私を捕まえたり抱きついたりしちゃダメって事ね。』 これは何と無く分かる、私にこんな事してただで済まないことはこの子も分かってるらしい。 『約束は以上だよ、この約束が守れそうなら頷いてね。』 私はさっきより大きく頷いた
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