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意識途切れそうになりながらも出来るだけ目を開くとそこには紫の髪をたなびかした人が前に立っていた
「お前ら調子ノリすぎだって」
その人はまるで少年らをたしなめる口振りをして、和喜の方に振り向いた
紫の癖っ毛ロングヘアーに金色の瞳、その瞳を弧の様にして和喜に微笑みかけていた
その美しい笑顔に不覚にもときめいてしまった
(そもそもこの世界美形多過ぎだろ…)
「あーあ…、首がパックリとまぁ…」
クスクスと笑いながら傷を指で伝っていく
そして
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