序章 東京大震災
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「母ぢゃぁぁぁぁぁぁぁん!!!、父ぢゃぁぁぁぁぁぁぁん!!!」 僕の声はむなしく、燃え盛る炎に消えていった。 それから後は良く覚えてない。 でも、はっきり覚えているのは、あの地震が僕の家族と、親友を奪ったことは覚えていた… 始まりはいつも突然。 別れもいつも突然だった……………。 それから9年の月日が立ち、 俺は中学2年生になった。
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