序章 東京大震災

10/10
前へ
/543ページ
次へ
「母ぢゃぁぁぁぁぁぁぁん!!!、父ぢゃぁぁぁぁぁぁぁん!!!」 僕の声はむなしく、燃え盛る炎に消えていった。 それから後は良く覚えてない。 でも、はっきり覚えているのは、あの地震が僕の家族と、親友を奪ったことは覚えていた… 始まりはいつも突然。 別れもいつも突然だった……………。 それから9年の月日が立ち、 俺は中学2年生になった。
/543ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2791人が本棚に入れています
本棚に追加