2791人が本棚に入れています
本棚に追加
良く晴れた日のことだった。 今の時期はもう夏本番。周りを見ても冬服を着てるバカはいない………当たり前か……。
俺の名前は、秋空 駆。
駆って書いて“カケル”と読む。
改めて考えると、変な名前だな。
それはともかく、今俺は都立の中学2年生で、もうすぐ夏休みなのだ!!
何しようかなぁ~
…何も無いな~……
と、言うわけで!
もうすぐ退屈な日々が始まる訳です。
…嫌だな。
ため息を吐きながら、俺は今、下校している。明日は…何とか式だったけな?
まぁ、夏休み前日の校長先生の長ーい話がある、めんどくさい儀式があるのだ。
「夏休み…何しようかな。」
俺はトボトボ歩いて、暑い日差しに負けないように、家に帰った。
ちなみに俺は部活はしておらず、いわゆる帰宅部ライフを送っている。
自分で言うのもなんだが、運動も成績も結構そこそこ良い。
後は、先生が言うには
「そそっかしいところと、あまつさえそのおかしな寝癖を治せば、良いよね。」
良いよねってなんだよ!?と客観的な先生にツッコみたい俺は、部活に入らず、帰宅部になることを決意した。
…え?理由になってない?
最初のコメントを投稿しよう!