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結局、俺はその赤い小手を持って自分の部屋にいる。
じいちゃんに聞いても、
「そんな小手、わしは知らん!!お前にくれてやるわい!!」
と、言われた。寝ているところを邪魔してごめんよじいちゃん。
そんで、晩飯食べて、風呂入って、自分の部屋で赤い小手を前に座った。
「ひょっとして………すごいお宝かも。」
俺は、小手を持ち今に至るわけだ。
なんか、甲の所に文字みたいなのが彫られている。
「文字か?これ。
………いや、絵にも見えるな。」
何回か読もうとしたが、ダメだった。考古学者なら解るかもしれない。
それにしても…重いな~。何㎏あるんだ?
ざっと、3㎏はあるな…。
色も不思議なくらい赤いよな。太陽みたいだ。
目がくらくらする。
そんな感じで俺は、小手を考察していた。古い感じがする。それが第一印象だった。
考察にもそろそろ飽きてきた。…そうだ!夏休みの計画でも立てることにしよう。
まずは…海だな。
女の子と行きたいな~。
義人と野郎二人で行ってもつまらんからのう。
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